人類は菩薩か阿修羅か?

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人間は何のために生まれてきたのでしょうか?

地球を守るためなのでしょうか?
地球を破壊するためなのでしょうか?
地球にとっての人間の役割とは何なのでしょうか?!

1997年1月。ロシアのタンカーナホトカ号が島根県沖で嵐のために沈没。
6000キロリットルを超える重油流出事故を引き起こしました。
海上に流れ出た重油は海岸に漂着し、環境及び生活に大きな打撃を
与えました。

すぐに、災害対策本部が設置され
ヘリコプターや船による油処理剤の散布
油回収船やネットを使用した回収
バキュームカー、ポンプ車による陸からの回収
柄杓、バケツを使用した人力による回収が行われました。

約二ヶ月後、浮遊油は洋上からほぼ姿を消しましたが
海岸の砂や石にこびりついた重油は取り除くことはできませんでした。

では、海岸に残った重油はどうなったのでしょうか、、、。

その後の調査により、漂着した油塊には、多数のバクテリアが付着していることが確認されました。

そして、そのバクテリアが重油を分解していました。

冬の低温下にあったにも関わらず、たくさんのバクテリアが発見され
3月から7月にかけて急増し、更に重油を分解摂取していることが明らかに
なりました。

1年後の1998年から2003年まで、国立環境研究所により、栄養塩を散布し
細菌により重油を浄化するバイオレメディエーションの促進が実施されました。

おかげで、海岸は元のように生まれ変わりました。
湾岸戦争の時のクウェートの海岸も同じです。

そうです。人間がわざわざ何もしなくても
地球は自らの復元力で環境を取り戻しているのです。

この自然のバクテリアを使う方法というのは、画期的な方法だと思います。

不純物があると、それを好物としている地球のいたる所に住むバクテリアが
自然と活動を始めて、エサとなる好物を食べることにより大量発生します。
そして、エサがなくなると活動をやめて自然に戻っていくのです。

人間では分解不可能だと言われているトランスの中の絶縁油。
この液体でさえバクテリアは食べてしまうことができるのです。

同じようなことが人間の体の中でも起こっています。

体内に病原体が入ってくると、人間はそれに対抗する抗体を作り出します。
それによりその病気に打ち勝つ武器を手に入れ、もう二度とその病気に
かからないようにします。

「はしかやおたふく風邪は小さい時にかかっておいたほうがいい」と
よくいいますよね。

病気になり抗体を作ることで、人間はその病原体に打ち勝つ力を蓄え
どんどん強くなっていくのです。

さて、それでは、地球にとって人間の役割とは何でしょう。
地球を守る正義の味方なのでしょうか?
それとも、地球を破壊する病原体なのでしょうか?

人間は文化的で快適な生活をするために、そして欲のために
物を大量に生産し消費します。
そして、元々地球上にあるものを用います。ただ分散されて存在している物質は、そのもだけでは害は少ないにですが、集めて凝縮することにより害のある状態になったりします。更には精製したり分裂させたりして
生物や植物、そして地球にとっても害となる物質を作り出していきます。

しかも、その物質を分解する方法や消去する方法を考えないまま、、、。

しかし、地球はその人間が作り出した毒素なる物質を分解する
全く新しいバクテリアを生み出すのです。

それを繰り返すことにより、地球は様々な抗体を身に付け
強く、抵抗力のある体を作っていくのです。

もしかすると、地球にとっての人間の役割は、病原体をどんどん作り出し
地球にその対処方法を身に付けさせ、抗体をつくらせることなのかも
しれません。

母なる地球から与えられた生物の使命は「この種を保存せよ」ですが
人間には隠された指令があり
それは「地球を破壊せよ」というものが含まれているのでは
ないでしょうか?

それらを行うべく、人間には「火」と「知恵」があたえられ
そして「欲」と「文化」を追及するようになったのかもしれません。

今、人間は「エコロジー」というキーワードで
まるで地球の警察のようになっていますが
結局、地球を汚し、環境を破壊してきたのは人間なのです。

では、あなたは「地球を守る」のと「快適な生活」では
どちらを選びますか?

人類が生存しているだけで、地球は破壊されていくのです。
文化的な生活をしたいと思う気持ち自体が、地球を破壊しているのです。

地球を本当に守るためには、人類が滅亡するしかないのかも知れません。
「あなたは、地球のために死ねますか?」

人間は何のために生まれてきたのでしょうか?

地球を守るためなのでしょうか?
地球を破壊するためなのでしょうか?
地球にとっての人間の役割とは何なんでしょうか?!

人間は何のために生まれてきたのでしょうか?

今一度、考えなければなりません、地球にとっての人間の本当の役割を!

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覚田義明コラムについて
このコラムは、僕(覚田義明)が1999年、34才の時に書いたモノです。
会社を設立して4年目の行き詰まった時、その時の自分の思いをまとめて
おこうと思い書いていました。
友人達に毎朝送っていたメールマガジン「ふくおかTODAY」に掲載して
いた「コラム」で、僕の考え方や物の見方、また様々なものに対しての感想を
書いています。
毎週1本のペースで書いていき、全部で64本になっていました。
それらを、今回2011年に少し修正して記載しています。
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