活用法

あなたのChatGPTを無能から有能に変える!プロが教える3つのコツ

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  • ChatGPTが騒がれてるけど、意外と無能じゃない?
  • ChatGPT全然使えないんだけど、なんでこんな騒がれているの?

ChatGPTは無能だ!そう考えている人は少なくありません。

実際私も2023年初めにChatGPTを触った時、意外と無能だな。そう思いました。

ただ、現在実際にChatGPTを使いこなしてみて思うんです。ChatGPTが無能なのではなく、使い方を間違っていただけなんだと。

そこでこの記事では、ChatGPTが無能だと感じる4つの原因を明らかにしたうえで、有能にするための3つのコツを話していきます。

解決できなかった疑問をtwitterのDMもしくは問い合わせで教えていただけると幸いです

ChatGPTが無能だと感じる4つの原因

まずはChatGPTが無能だと感じる4つの原因について紹介していきます。

ChatGPTが無能に感じる原因は明確にあります。まず原因をしっかりと理解して、ChatGPTとのかかわり方を決めましょう。

先にすべて紹介していくと、以下の4つです。それぞれ詳しく解説していきます。

  1. 最新のデータを学習していないため【2022年1月】
  2. ChatGPTにも苦手なジャンルがあるため
  3. ChatGPTは嘘をつく可能性があるため
  4. 使える回数に制限があるため

原因①:最新のデータを学習していないため【2022年1月】

まず1つ目の原因が、ChatGPTの無料版は最新のデータを学習していないためです。

無料版(GPT-3.5)の学習データは2022年1月まで。つまり、2022年2月以降の出来事は考慮出来ないというわけです。

そのため無料版だと、明日の天気すら答えることが出来ないので、無能と感じる人もいるようです。

有料版(GPT-4)を利用している方は、学習データは2023年4月までなので、より最新のデータを用いて回答をしてくれます。

さらに有料版だと自発的にインターネット検索をして、回答をしてくれる機能があるので最新情報も入手できるようになりました。

原因②:ChatGPTにも苦手なジャンルがあるため

ChatGPTにも得意なジャンルや苦手なジャンルが存在します

ChatGPTが無能だという人は、特に苦手なジャンルに対して質問を投げかけているのではないでしょうか?

苦手なジャンルは以下の通り。特に理系的な専門分野には苦手意識を抱えているようです。

  • 数学の分野
  • ソフトウェア工学の分野
  • 実在の人物、事件、作品、店舗の情報
  • 歴史的な分野

とく答えが1つに絞られる分野は苦手分野といえるので、答えを知りたい場合はGoogleを利用しましょう

ChatGPTはアイデア出しや、メール文の作成など、答えが1つに定まらない領域が得意

原因③:ChatGPTは嘘をつく可能性があるため

ChatGPTは適当な回答をするから無能!といっている人もいるでしょう。

ChatGPTはハルシネーションと呼ばれる、嘘をつく現象がたびたび起こります。

米東部ニューヨーク州の弁護士が、存在しない判例を引用して処分を受けたこともニュースになりました。

参考:ChatGPTで資料作成、実在しない判例引用 米国の弁護士

特に特定の事件や事象や地理を聞くと、ハルシネーションが起こりやすいようです。

実際「日本で2番目に高い山は?」と聞くと正解は「北岳」なのにもかかわらず、誤った回答を渡してきます。

このように答えが確定しているものは、ChatGPTではなくGoogleに回答を依頼しましょう。

原因④:使える回数に制限があるため

ChatGPTは一定時間あたりに使える回数が決まっています。

仕事で利用していると、すぐに利用制限が来るから無能だ!という人もいるのではないでしょうか?

実際の使用制限の回数は以下の通りです。

無料版 有料版
GPT-3.5 時間帯によって変動 無制限
GPT-4 利用不可 40回/3時間

有料版を利用する人は、少し性能が落ちるGPT-3.5は無制限で使えます。

ただ、無料版を利用している人や、性能の高いGPT-4を利用する場合は利用制限があります。

すぐに利用制限が来るという人は有料版を利用すると、制限が解除されますよ。

ChatGPTを有能に変える3つのコツ

次にChatGPTを有能に変える3つのコツについて解説していきます。

ChatGPTは無能だと思っているかもしれませんが、実はしっかりと利用すれば有能なツールになります。

ChatGPTを有能なツールにするための利用法について紹介。

先にすべて挙げてしまうと以下の3つです。それぞれ詳しく解説していきます。

  1. まずはプロンプト(指示文)の書き方を工夫する
  2. ChatGPTの得意な領域を任せる
  3. 有料版のChatGPTを利用してみる

コツ①:まずはプロンプト(指示文)の書き方を工夫する

まず1番初めにやってみるべきことは、プロンプト(ChatGPTへの指示文)の書き方を工夫すること。

ChatGPTは指示の仕方によって、大きく出力が変化します。

安定した出力を得たい場合は、プロンプトエンジニアリングと呼ばれる、プロンプトを核技術が必要。

自ら勉強するのでもいいですが、まずは有名なテンプレート(深津式プロンプト)を試してみてください

プロンプトの書き方を学ぶだけで、ChatGPTは有能になります。

コツ②:ChatGPTの得意な領域を任せる

次にオススメなのは、ChatGPTの得意な領域から任せてみてください。

例えばChatGPTは以下の項目については、かなり優秀です。

  1. メール文の作成
  2. プログラミングの作成
  3. 文章の要約
  4. 文章の校正・添削
  5. 文章の翻訳
  6. アイデアだし
  7. 創作支援
  8. 情報の整理と分析

まずは何が出来て、何が出来ないのかを知ったうえでChatGPTを活用しましょう。

コツ③:有料版のChatGPTを利用してみる

GPT-3.5とGPT-4の正確性の比較(引用:OpenAI論文)
青の3つは無料版(GPT-3.5)の正確性、緑は有料版(GPT-4)です

上のグラフはOpenAIの論文から引用したジャンル別の正確性に関するグラフ。見てわかる通り、緑の部分(有料版)の正確性がかなり高い

他にも有料版だと、以下のようなメリットもあります。

  1. ネットブラウジング機能があり、ネット検索を行ったうえで最新情報を出力。
  2. 無料版のGPT-3.5の利用は無制限でいつでも使うことが出来る。
  3. ノーコードアプリ作成ツールであるGPTsを利用できる。

僕も無料版を利用してた時は、ChatGPT無能だなぁ。と感じる機会は多かったです。

ただ、有料版を使うと、ChatGPTってこんなにも出来ることが多いのか!とびっくりしました。

月20ドルかかりますが、性能は抜群に向上するので、1ヵ月だけでも利用してみてください。

ChatGPTを有能だと感じている人の使い方

次にChatGPTは有能だ!と感じている人の意見を集めていきます。

実際にChatGPTで騒いでいる人は、どんなことをしていて、何に騒いでいるのか?実際の意見を見ていきます。

先にすべて紹介していくと以下の通りです。それぞれ詳しく解説していきます。

  1. メール文章の作成のクオリティが高い。
  2. タスクの優先順位付けが有能
  3. 翻訳に関してはDeepLよりもChatGPTのほうが優秀
  4. 会計の知識のような専門分野でも解答をもらえる
  5. 提案型の仕事をさせたら優秀

意見①:メール文章の作成のクオリティが高い。

まずはメール文章の作成についてかなり優秀だ、という意見がありました。

メール文章の作成は、ChatGPTが出来る代表的な業務効率向上方法の1つ。

特に新入社員や、普段メールを作成しない人でも、かなりクオリティの高いメールを作成することが出来ます。

新入社員に利用させることで、教育コストの削減も期待できますね

意見②:タスクの優先順位付けが有能

タスクの優先順位付けも、ChatGPTの活用事例の1つです。

自分の今持っているタスクをどの順番で処理すればいいのを、ChatGPTに聞いてみましょう。

特に複数のことを同時にするのが苦手、という人には役立つ機能でしょう。

自分の業務だけでなく、日常生活のあらゆるタスクも優先順位付けしてくれます。

意見③:翻訳に関してはDeepLよりもChatGPTのほうが優秀

翻訳機能もChatGPTはかなり優秀。前まではDeepLが翻訳ツールとして主要でしたが、現在はChatGPTが主流

Google翻訳よりも精度が高く、DeepLよりも意図をくみ取って英訳が可能。

他にも「スラングを交えて」や「超丁寧に書いて」等、英文のトーンが選べるというのもうれしいポイント。

ChatGPTに英文を投げて、翻訳してとお願いするだけなので簡単に活用できます。

意見④:会計の知識のような専門分野でも解答をもらえる

会計のような専門分野でも解答がもらえるのが、ChatGPTの特徴です。

もちろんどの分野かによって正確性は異なりますが、経理部門の専門知識はかなりChatGPTが役立つようです。

実際に100人にアンケートを取ったところ、経理職の方は以下のようにChatGPTを利用していました。

  1. 会計基準の検索を行い会計処理に活用する
  2. 消費税区分の検索を行う
  3. 分からない勘定科目を調べる

かなり専門的な分野ですが、現場単位でもしっかりと活用しているようです。

意見⑤:提案型の仕事をさせたら優秀

これは本質かもしれませんが、提案型の仕事をさせるとChatGPTはかなり優秀

答えがたくさんある問いに対して、10個でも20個でも案を出してもらうことが出来ます。

提案型の仕事とは、例えば以下のようなものがあります。

  1. 顧客のニーズの仮説出し
  2. キャッチコピーの案だし
  3. マーケティング企画案だし
  4. スローガンの案だし

ちなみに、今回の記事も「『ChatGPT 無能』と調べる人は、どんなコンテンツを必要としているのか、20個ほど案を出して」とChatGPTにお願いしています。

そういった、たくさん案を出さなければならない、発散の段階の業務はChatGPTは人間よりも優秀かもしれません

まとめ

解決できなかった疑問をtwitterのDMもしくは問い合わせで教えていただけると幸いです

ChatGPTを無能だという意見がたくさんあることはよくわかります。

ただ、しっかりとした活用法を試すことが出来れば、ChatGPTは有能なツールに変わります。

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ABOUT ME
玉垣侑也
国内のプロンプトコンテストで複数回の優勝経験あり。2023年11月にGPTsの有用性を知って、ChatGPTや生成AIの活用法についての情報を発信しています。 活用経験をもとに情報発信を行っています。新卒で楽天グループ株式会社入社、現在はIT企業のwebマーケティング職に従事。